Introduction

インターネットが普及してパソコンや携帯電話で世界中の情報が入手できる世の中になりました。 あまりの便利さに従来のコミュニケーション手段だった無線機の需要が減って無線機器のメーカーはインターネットとアマチュア無線の融合を提唱しています。しかし 結局 電波の代わりにインターネットを使うという本末転倒な状況です。 ところが、そんなメーカーの苦労とは裏腹に近年ノスタルジック感がうけて大昔にブームになったBCLが再燃したりアナログレコードの重要が急増したり反デジタルな嗜好が注目されています。

 この様な流れから近年下火だったアマチュア無線が再燃の兆しです。

インターネットの様に手軽に世界中のコンテンツに触れるのも悪くは有りませんが、もはや一般的過ぎてテレビ番組を見るくらいの感覚ですし 悪徳サイトやセキュリティの問題やらで安全性が心配です。

 一方、無線機を車に積んで見通しの良い山に登り アンテナを張って自力で電波を出して遠くの人と交信する そこにはなんとも言えない達成感が有ります。

通信相手も同じ目的なので満足感を共有できます。

だけど、マイクに向かって一声を投じるのはなかなか勇気が必要ですし

更に言語の壁があり海外との通信は敷居が高いのが実情です。

モールス信号を使った通信は日常一般の言語と違い基本的に世界共通のQ符号と呼ばれるコードを使って世界中の愛好家と簡単なコミュニケーションすることが出来ます。しかも電波に変調を加える方式ではないので、やっと届く程度の電波状況で音声による通信が困難でもモールス(CW)なら交信できます。

モールス信号はオートキーヤーや復調器などを用いればコードに精通していなくても通信することが出来ますが もし直接聞いただけで理解できれば混信中で復調器の復調が困難な場合や普通のラジオから聞こえる場合でも通信内容が分かります。

一般の人に理解できない通信手段を手に入れましょう。

本アプリはモールス信号を練習するためのツールとして打つ、聴く、信号音解析の3種のツールで構成しています。

手動キーはLEDと連動することや無音にすることが出来ますのでアウトドアやゲームで通信手段としても活躍します。

自動キーヤーは5種類のテキストファイルが有り、それぞれ編集し保存する事が出来ます。

モールス音の解析は内蔵マイクから音を拾って解析しますので特別な器具は必要ありません。

アップデート情報 V1.3 2016/11/11

1.モールス音解析にFFT解析を追加し

  解析率が飛躍的に良くなりました。

  1. 2.モールス音の周波数を特定しそれに音圧閾値を設けました

  2. 3.自動的にモールス音から適正な音を選択して解析する機能を追加しました